1999-09-27
メモリースティックウォークマンで思い出したことが1つ。
もう2年前ぐらいかな?仕事的にソニーと関わることがあり、
(まぁオーディオ関係ではなく社内ネットワークの仕事でしたが)
その担当者にいろいろお話していた際に「スティック型ウォークマン」
の話を聞きました。形状は、本体部分は首からぶら下げられるぐらいの
大きさで、記憶媒体はディスクやテープではない、そう「メモリー」なのです。
(ちなみにそのとき使用しようとしていたメモリーは「磁気バブルメモリー」)
鉛筆状の細長いメモリーを本体部分に刺して使用する。まさしく今の
「メモリースティックウォークマン」そのもののイメージでした。

研究自体は当然それよりも前からのことで、今みたいにMP3が賑わって
いたわけでもなく、そのときの話では出来たらいいね。ってな感じでしたが、
現に商品化されると「MP3 v.s. MSウォークマン」ということよりも
「1つの夢!?」が実現したんだ。ということのほうが大きいですね。
さすがはソニーなんですね。
でも、こんなこと言っていいのかな・・・(^^;

パナソニックから新圧縮方式「H.D.E.S.」の登場。
パイオニアの「ARTIST」でさえも最終的な圧縮はATRACが行っていたので
基本的な音づくりはATRACの匂いがしていたようですが、こんどの「H.D.E.S.」は
圧縮アルゴリズム全体をいじってきたようですね。MDのフォーマットというか、
ディスクに記録される情報さえ規格に則っていれば、つまりどの機器でも再生
出来れば圧縮アルゴリズムは基本的に各社自由に調整できるので、いつでても
おかしくない存在でしたが、やはり西の勇がやってくれました。
パナソニックはDCC(PASC)をやっていたこともあり、(影響するかしないかは
別としても)かなりの期待をしてしまいます。ソニーのMDS-JA555ESも魅力的ですが、
「H.D.E.S.」も魅力的。MDデッキ部欲しさにコンポでも買っちゃおうかな。
オーディオEXPOで出会えると思うのでそのときに決断しましょう。
MDのネクストジェネレーション。もうワクワクしています。

1999-09-23
初めて日本海を見た。天気は荒れ模様、人のいない海岸・・・。
波の音が孤独感をいっそうのものにする。ということで、
ついに発表されましたね。メモリースティックウォークマン。(なんじゃそりゃ!?)

「ATRAC3採用でMD並の音質」なかなかしびれるコメントです(笑)
よそ様は「CD並」と表現していますが、さすがはソニー、ナイス表現です。(適切!?)

「12月21日発売、45000円」かなり高額です。
タイトルは漢字表示も対応しているし・・・って、先にMDウォークマンの方を
漢字表示対応の発売してくださいな(笑)

その他諸々は割愛してメモリースティックですが、今発売しているものとは
やはり別モノ(基本仕様は一緒)で著作権保護は強化されている専用になります。
64Mで80分録音可能もまぁいいのですが、64Mのメモリースティックって、
通常版でも定価2万円するんですよね・・・。データの書き換えは容易でも、
メモリースティックの交換は容易ではないようですね(^^;
MDの80分ディスクが3〜400円、メモイースティックが2万円・・・う〜ん(無条件比較です)

音楽の配信にパソコンが必要なのはよそとは変わらないのですが、
ソニーには秘密兵器がありますね。そうです「プレイステーション2」です。
USBがあるのでPS2でも将来的には可能になるのかも。当然戦略の一部でしょう。

興味はあるもののやはり高額。この出費の多い時期にはさすがに無理ですね。
MDS-JA555ESも狙っていたりするので(本気か!?)キビシーが現実。
でもウケねらいで購入していたりして・・・冗談にならないのが自分でも怖い(笑)

1999-09-20
すっかりご無沙汰でし!誠にすみません!
と、私がだらけている間にシャープのMD-MT832が発売され、
同時に漢字表示対応リモコンも発売されました。早速購入しました。
「漢字表示が出来ていい感じ!」<おっ、ちゃんと変換された(^^;
ドットが細かくなっている分、何となく表示が薄いかなと思いますが、
イメージ通りのタイトル表示が出来てとっても満足。
漢字入力対応環境があるユーザの方は、シャープの再生専用
MD-ST531/631の購入もおすすめです。

あるユーザの方からポータブルMDの性能比較のデータを頂きました。
シャープのST531と某社MDなのですが、シャープの再生能力がかなり
優れていることがうかがえます。さすがポータブルの先駆者であり、
常に最先端を進むシャープは意気込みが違います。またシャープを
褒めていますが、他社だってがんばれば(面白いことすれば)
いくらでも褒めたいのですが、その要素が今のところありません。

MDデッキ縦置き、横置きのお音質の違いですが、
実験はしたもののどう表現していいのでしょうか?
確かに違うのですよ。原因もある程度分かっているのですが。
もう少し上手にまとまったら掲載します。もう少々!?お待ちください。

補足:上記で「あるユーザ」とありますが、私にとってメールをくれる方は
    当ページの利用・活用者と位置づけ、ユーザと称します。
    製品等の利用者ではありませんのでご注意ください。
 
1999-09-12
夏休みがやっと取れるぅー。
先月から私の夏休みを阻止されてつづけて一ヶ月。ようやくゲット。
実際は木曜日からだったのにまたまた阻止された。トラブル発生で呼び出され、
行ってみれば本人たちの勘違い。まぁいつものことですけどね。慣れてますって!(笑)

まぁ、個人的呼びかけになってしまうのか分かりませんが、今回はこんな話題。
日本でのMD普及はもう充分行われていることですが、海外ではまだまだのこと。
そのため「日本発売製品を一時帰国やインターネット通販等で購入して、海外で
使用されている方」って結構居るかと思われます。私の所にも多くのメールが
寄せられていますが、「故障」の際はどのように対応をなさっておられるのでしょうか?
今はそれなりに国際保証も充実してきており「保証」という点では問題ないのですが、
ではどのようにしてその「保証」を受けているのでしょうか?
本体故障の際の対応、つまり何処にアクセスして、何処に故障品を送ってなど、
製品が壊れたときの対応方法をお教えいただきたいのです。
私の所にも「故障してしまって・・・」などのメールが来ますが、私もさすがに海外での
対象方法までは分かりませんし、またその対処方法が分からないから購入を迷っている
方も多くおられると思います。
これをご覧になっている方で、海外での対応を経験された方はぜひ報告をお願いしたいと思います。
サポートページの一部として掲載したいと思います。宜しくお願いします。
なお、サポートを受けた「国」「地域」、サポートを受けたのは「日本」または「現地」なのか、
製品、機種など詳しくお願いします。現場でサポートしている方もご意見ありましたらお願いします。
メールは下記アドレスでOKです。

それにしてもケンウッドの新録再ポータブル・・・まんまやん!(^^;
「ケンウッドの技術が炸裂したポータブルMDだ!」と叫べるMD作って下さい(笑)
とりあえず11月には参考出品でいいから作ってみてね。

1999-09-08
World PC EXPO MD速報!
昨日(7日)幕張メッセで行われた「World PC EXPO」に行って参りました。
全体的な印象ですが、ビジネスショーとは違い、一般ユーザ(コンシューマ)向け
なものが多く、またオーディオ、ビジュアルとの「リンク」が目立っていました。
MP3関連もかなり出ており、ハギワラシスコムの「SD-1」をはじめとする
※「SD-1」はMP3ではなく、TwinVQフォーマットです。
半導体オーディオがかなりありました。I/OデータのブースではMP3プレイヤー
「HyperHyde」のデモをしていましたが、「こんなに振っても大丈夫!」とか言って
プレイヤーをシェイクしていたのは笑っちゃいました。MDでもそんな人いません(^^;
まぁ、ダンスしながら聞くというようなハードな使い方をする人などには最適な商品です。
流石のMDもこれは出来ません。
 さて、このPCまみれのイベントの中でMDを発見。
まずはシャープの「ザウルス・リンク」MDレコーダ「MD-MT831/832」とサウルスを
繋げてサウルス上でMD編集を行える商品ですがデモをしていました。
ザウルスの機動性、手文字入力などを生かしてなかなかまとまっていました。
発売日は9月16日を予定しています。なお「PC・リンク」の方はありませんでした。
尋ねても曖昧返事で、同時発売カナ?って。もう少ししっかりしましょう!
 次に驚いたのがビクターです。7月に発売になったMDレコーダ「XM-R70」が
実は「PC・リンク機能」に対応しており、PC上での編集、文字入力が可能なのです。
当然漢字入力対応です(ただしプレイヤー側の本体・リモコンでの漢字表示は出来ません)
とは言っても対応しているのがこのたび発売するWindowsCE機の「MP-C101」
A5ジャストのモバイルPCです。ビクターでは「Inter Link」と称して、このMP-C101を
中心にデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、インターネットの融合を考えて
その一環としてMD編集も可能と言うことのようです。ただしMP-C101と
MDプレイヤーXM-R70と繋ぐには、別売の専用ケーブル「AC-XR1」が必要です。
 最後にソニーですが、MD関連はありませんでした。唯一あったのが、
コンセプト(参考)出品の「VAIOコンポ」で、VAIOコンポに標準でMDレコーダが
内蔵されています。(ただしMD-DATAではない)
パソコンにはFMチューナーが内蔵されているので、PC再生音楽はもとより
FMの音楽もシームレスに録音できるようです。しかし唯一内蔵されていないのが
CSチューナー。折角のMusicLinkもPCで楽しめたらいいのにね。
とりあえずコンセプト(参考)なのでいいでしょう。ソニーならではの製品です。
写真付き解説(日記と同じ内容です)はこちらへ
とりあえずこんなところです。その他にも目を引くものがありますので、
興味のある方、足を運んでみてはいかがでしょうか。

1999-09-03
買うかもと言っていたVAIOノートですが、その翌日買いました。
「PCG-Z505F」です。上位のZ505FXもいいのですが、売価で2万円の差(ヨドバシ)
P2(366)とセレ(333)の差はたかが知れているし、その差額でCD-ROM買った方が
リカバリーし易いので(1HDD、1パーティションが嫌い)Z505Fに決定しました。

さて何故Z505Fなのか?画面広いし、ネットワーク(LAN)標準だし、なにかと
ビジネスには強力である。ちょっち重いのは仕方ないが・・・。
やっぱり重要視したのは「i.LINK」ですね。我が「MDS-DL1」と接続して
MDのPCオペレーションをすることが第一の目的であった!(仕事はどうした??)
しかし対応表には「Z505FX」はあるもの「Z505F」が無い!そこで考えた。
FXとFで違うのはCPUだけ。ならば動くな、と。旧機「Z505DX」と「Z505D」の関係でも
OKなのだから。

さて実際のセットアップして機器を接続していざ「MDclip Editer」を起動!
・・・反応しない。・・・おかしい??・・・まさか対応してないとか??
i.LINKがCPU依存してるなんてことはないよなぁ・・・。
などと焦っていたが、技術屋の意地をかけて調査。i.LINKもUSBと同じように
プラグアンドプレイする端子である。ということは機器接続時にデバイスマネージャで
反応が確認できるのである。デバイスマネージャを開きながらケーブルを接続。
なんか反応しているようだ。増えたデバイスは・・・「イメージデバイス」??
中を確認すると「DVなんたら」??ちょっと待てぇーーMD?DV?
全然ちゃうやんかぁーーーー(笑)
ということで、デバイスマネージャからDVなんたらを消して、新たにi.LINKを
接続し直したら、みごとにMDS-DL1として認識しました。(Z505FはMDS-DL1対応です)

タイトル入力もスムーズ、漢字も使えてGOOD!、操作系貧弱なDL1も
パソコン上で全てコントロール可能で大満足!しかしMDS-DL1をCSチューナー
「SAS-MS9」に接続した状態でVAIOに接続できないのは不満。
SAS-MS9とVAIO接続してVAIOが昇天しちゃって激怒している方見たことありますが、
説明書はよく読んだ方がいいでしょう。でも何とかしていただきたいものです。
ソニーさんお願い!

・・・で気付く。MD-MT831のパソコンリンクがこの瞬間私にとってあまり意味のないものに。
でも漢字表示対応だし(要漢字対応リモコン)、ポータブル録再だし、こちらにも満足
していますが、それにしてもMT832及び別売漢字対応リモコンは延びているのでしょうか?

ソニーからCDtoMDのダビングが4倍速のMD-CD一体型デッキ「MXD-D3」が
発売されるようです。他社が2倍なのでさらに倍!MDメカニズムは4倍速録音
ということでMDS-DL1と同様のものが使用されるのこと。周辺回路は分かりません。
詳細は暫し待て。

1999-09-02
興味深いメールが届きました。概要は、
「ブイシンクのMusicPodで音楽を購入したが、その曲が途中から
壊れていて聴けたものではい。聴けた曲でもなんか音が割れている。
このようなものはにはお金は払えない。ブイシンクの対応を待つ」

ディスクはその場(端末から購入、つまり推奨品?)で購入したものに
4曲購入(録音)したようで、そのうち3曲が異常であると感じたとのこと。
ある曲は曲半ばから音が変になり無音状態に。その後にはけたたましい
音がした。(デコード障害か?)また別の曲はどう聴いても音が割れている
ようである。現象は複数の再生システム(プレイヤー)で発生することから
ディスクに記録されている情報が壊れていると判断できる。

不具合発生の原因の可能性などはここでは触れませんが、
かなりMusicPodでの障害が濃厚です。

音楽配信サービスであるMusicPodや今度登場するJRのメディアカクテル(仮称)
のような「音楽データ」のみの販売における「不良品」の対応を
明確にしていただきたいものです。なにをもって「不良品」なのかを。
CDならばディスクには傷等はなく、販売店でも同じような現象になれば
(プレイヤー等に依存しない)そのディスクが「不良品」となるのは明確ですが
データのみの販売の場合、販売機の不良なのか?ディスクが不良なのか?
当然ディスクはその場で購入ではなく、ユーザ持ち込みもあるわけで、
「お客さんのディスクが駄目なんですよ」というような対応では正直
納得がいかないことがありますね。まぁ、ディスクとの相性は出てくる
と思うんだけどね・・・。
MDを利用する音楽配信サービスの発展(将来)に関わることなので
随時調査していきたいと思います。詳細情報は入り次第お知らせします。

また、「私も購入した音楽が変だった!」とか、「こう、対処してくれた」
など音楽配信におけるトラブル、その解決方法・課程等ありましたら
是非情報をお寄せください。お願いします。