2000-02-02
そろそろ更新が多くなってきそうですね。
シャープから再生専用ポータブルMD「MD-ST55」の登場です。
前機種である「MD-ST531」からさらに小さくなりましたが、
今回充電池が「ニッケル水素充電池」になりました。
本編にも書きましたが、充電池の大きさよりメモリー効果が発生しない、
低電圧による再生音の劣化などの理由(ホントか?)からリチウムイオンを
採用してきましたが、本体の小型化の影響からか充電が変更になった模様。
そうなると「メモリー効果」の影響が、と思いますがそこはシャープ!
今回も採用している充電スタンドに「リフレッシュ機能」を搭載しました。
余分な電気も充電前に自動的に放電し「メモリー効果」を予防してくれます。
確かに他社さんは「メモリー効果を受けない低電圧仕様」など言っていますが、
メモリー効果が発生していると考えると気分的に良くありません。
そんな中シャープはしっかりその不満に答えてくれました。
毎回シャープ派とか言われなるべく均等にと、一歩退いた見方を
心がけているのですが、シャープは何か隙間を見事に埋めてくれるような
本当に「目の付け所がシャープ」な商品を披露してくれます。
その他の機能もベーシックであり、別売の漢字表示対応リモコン対応など、
十分な機能を装備したスタンダードMDです。

それにしてもここのところ再生専用ばかりだなぁ・・・

お詫び
シャープの再生専用ポータブルMD-ST531にてATRACが「Sharp6」となっていましたが
正確には再生専用(デコード専用)の第3世代ATRACです。
間違った情報を掲載してしまったことをお詫びすると共に訂正いたします。
それ以前機で6になっているのは再生機でありながら、当時同時期の録再機と同じ
録音再生用(エンコード・デコード)ATRAC-DSPを搭載している可能性があります。
(つまり録再可能チップでありながら再生部しか使っていない状態)
あくまでも推測であり、正確な情報がないため断言できませんがお許し下さい。