2000-09-26
「PCLK-MN10」購入できました。
 基本的にMDS-JB940との1対1の接続で、M-crewとしての便利さ、すなわちCD-MDシステムコンポとの連携による使い勝手の良さは判断できませんが(それらを持っている人からの使用感想に期待!)MDコントローラとして感想を述べます。
 今まで使用してきたMDS-DL1のMDclip Editer、MD-MT831のMD-PC LINKと比べるとやはり使いやすいです。MDclip Editerはディスク管理が出来ないのでタイトル入力したデータはPC上に残せなく、過去に入力したタイトルでも再び打ち込む必要があります。またMD-PC LINKは全角における半角英数字が使用できないので、アルファベットタイトルが全角で間延びしたものになってしまいます。特にMDS-DL1はi.LINK接続ですので接続可能PCが限られてしまうのも、ちょっと柔軟性に欠けます。

 操作感は同じソニーのMDclip Editerと同等で、トラック編集や文字入力は使いやすいです。(シャープのMD-PC LINKは文字入力で別ウィンドウでの対応のため、若干勝手が違います。)
 全体的なことでは、デッキでの操作はメニューから選びから操作実行まで幾つかのステップがあり、今実行しようとしていることが把握しにくいのですが、PC上では各アクションに対して専用のインターフェースが表示されるので操作ミス等はかなり防げます。(M-Crewに限ったことではありませんが)

 PCLK-MN10の特徴であるPC上の音声を録音できる機能ですが、MP3をM-crew上で再生してみたのですが、何となく音が悪いです。同じファイルをメディアプレイヤーとWinAmpで再生して聴き比べるとちょっとざらついている感じがしました。これはM-crew内のMP3デコード部の問題だと思うのでバージョンアップ等で改善出来ると思います。なおMedia Communicatorユニット自身には全く問題ありません。
(再生はMedia Communicatorユニットを介して光出力でMDS-JB940に入力。モニター機能での試聴)

 PCLK-MN10になってPC接続インターフェースはUSBになり、MDデッキとはPS/2端子とかなり洗練されたと思います。「ソニーオリジナル」ということは分かるのですが、他社にもMDデッキ接続の面で互換もしくは対応というオープンな仕様になればより楽しくなるのではないかと思います。やはりこの壁は高く厚いのでしょうか。

2000-09-22
 MDLP対応のMDデッキMDS-JA333ESが発表になりました。ESクラス初めてのMDLP(ATRAC3)対応機です。前作が555ESで今回が333ES。実に分かりやすい。
 すでにMDS-JB940を購入してしまった私としては結構悔しく思っていますが、価格が10万円ということから実際は「?」の部分もあります。基本構成はJA940と同じでD/Aコンバータ等再生系の品質が向上していますが、録音するという点では正直違いはかなり小さいと思います。またMDLPはあくまでも付加機能としてとらえるなら(定価)価格差2万円で上位の555ESの方が(再生)音質は絶対的に有利だと考えています。ただ333ESは漢字表示対応とPC-LINKは「PCLK-MN10」が使用でき、使いやすさの向上がなされている点ではアドバンテージにはなるでしょう。
 そういえばPC-LINKの「PCLK-MN10」ですが、やっぱり箱だけで発売はしていませんでした。333ESのニュースリリースでは9月25日になっているようですが、本当に大丈夫でしょうか?店頭では9月下旬だったり10月だったり・・・。

 
ソニーとシャープがまた変なものを作っております。「OP i.LINK」という光転送によるIEEE1394a-2000準拠のi.LINK(メタルケーブル仕様とデータ的に上位互換)だそうです。規格を作ってイニシアチブとったりするのはいいのですが、著作権保護云々で付いていても宝の持ち腐れやデジタルAV機器なのに付いていない(ソニーのHDDレコーダに何故i.LINK付いてないのか?タイムシフト目的だけなのか?D-VHSと連携するならHDDレコーダの操作性とD-VHSの大容量性を活用するために買ってもいいと思ったのに。)など訳分からんことだけは避けて欲しい。
 今のところi.LINK(DV)はまずまずだと思いますが、それ以外のi.LINKは正直芳しくありませんね。MS9+D-VHSとMS9+MDS-DL1これ以外の楽しみが無いというのもかなり問題です。テコ入れを期待するか、切り捨てを待つか(苦笑)


2000-09-11
 9月に入ってから急に忙しくなったしまった。日記すら手をつけられないぐらい疲れて・・・(大げさ&言い訳)アイワも新製品出していますね。追って掲載します。

 期待のソニー900番が発売されましたね。再生機の方はたくさんの機能を詰め込みながらも、ステンレス調のデザインも手伝ってかなりコンパクトに感じました。新ロゴも結構しっくりきています。録再機はどちらかというと普通な感じですが、再生機同様機能てんこ盛りであります。店員のおねぇーちゃんもそこんところをかなり強調していました。(質問だけで済みませんでした)ポータブル初のMDLP(録再)ということで、またまた人気になるのではないでしょうか。

 ソニーMDLP対応MDデッキ用のPCリンクキットが出ているのでしょうか?箱だけ置いてありました(中身空)MDS-DL1に繋いで編集すればいいのですが、こちらはSFエディットが可能なので早く入手したいところであります。CS放送でRECレベル調節しないで録音したのがあって、SFエディットで調節が必要になっていますし、今後多くの機種が対応してくれることを望みます。

 ソニーつながりと言うことで、Palm[CLIE]を購入してしまった。前々から携帯情報端末は欲しいなぁと思っており、シャープザウルスにでもと考えていたときにクリエの情報が・・・。メモリースティック対応ということでVAIOノートの親密性も高いし、モバイル(携帯)接続が標準で付くことから購入決定になっていたのですが、決定時期が遅く予約しても当日には、SonyStyleでも受付中断中ということで半ば諦めていたが、発売翌日の夕方でも店頭で売っていたので思わず購入。これででっかいVAIOノートを広げなくてもメールの確認が出来ます。よかったよかった。

 VAIO ExpoでCDウォークマンとメモリースティックウォークマンの合体ものが参考出品されていたようです。私としてはATRACの点からポータブルMDと、と思っていたのですがポータブルCDとの融合が先になったようです。まぁMDはATRAC3を手に入れたのでMSWMとの融合は今のところ必要ないとわけですが、このCDMS一体のMSはプレイオンリーなのでしょうか?これでCDからMSにダイレクトに録音できたら結構画期的(パソコンを介さない半導体オーディオ)だと思うのですが、やはり著作権管理という点でそれはまだ許されないのでしょうか。