★アナログ接続によるMDからPCへの録音方法
1)MD機器とPC(パソコン)を接続する
PCにサウンドシステムが内蔵されていて、音声入力端子(LINE-IN)が存在していること。
PC各個体により音声入力端子(LINE-IN)の位置は様々ですので、取扱説明書等を参照の上確認してください。
最近のPCでは、音声入力端子は青色のステレオミニジャック(3.5mm経)の端子として存在しています。
写真の例はATX仕様の場合です。
MD(MiniDisc)側は音声出力端子(LINE-OUT)が存在していること。
MDデッキの場合はRCA型(赤白のピンジャック)、ポータブルレコーダでは、ヘッドフォン端子になっています。
写真左はMDデッキのアナログ系入出力端子、写真右はポータブル(SHARP:MD-MT831)のヘッドフォン端子です。
これら端子は各MD機器によって配置場所や表示名(日本語/英語)が異なったりしますので、
必ず取扱説明書で確認してください。
※ソニーの一部の機種ではヘッドフォン端子がスイッチに切り替えにより完全なLINE-OUT端子になります。
さてPCとMDの接続ですが、接続の基本通り同じ端子形状に合う端子を持つケーブルを用います。
PC側はステレオミニジャック型ですが、録音機側のMD機器には上記の通り2種類存在します。
(注意:入力端子として入力できる信号の仕様はどちらも同じです。ただ単に形状が異なるだけです)
左)MDデッキで録音する場合は片方がステレオミニジャック型、もう片方がピンジャック型のケーブル、
右)ポータブルレコーダの場合は両方がステレオミニジャック型になっているケーブルを用います。
写真例以外にもソニー、ビクター、オーディオテクニカなどから同様の、また高品位なケーブルが発売されています。
あとは端子を間違えずに接続するだけです。
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2)PC上の音声をMDに録音する
ここから先はいたって簡単!PCとは意識せずに、PCも○○レコーダ同様の録音機器と見なして考えましょう。
ただし、PCのアナログ音声はWindowsの音量コントロールに依存していますので、必ず録音の際には
PCの入力録音レベルの調節をお忘れ無く。特にポータブルMDのヘッドフォン端子からの入力は、
ヘッドフォン出力の調節も考える必要があります。ヘッドフォン音量、PCの入力レベル調節を上手に行い、
音が割れないバランスを探し出してください。
1.パソコンに取り込むために録音用アプリケーションを起動します。
この手の録音ソフトはフリーウェアやシェアウェア、市販品(特にMP3レコーディングソフト)で存在しています。
またサウンドカード(USBオーディオデバイス)などにも付属していたりしますので確認してください。
なお、取り込んだサウンドをCD-R化したい場合は、.WAV(44.1kHz/16bit/2ch)で録音出来るソフトが必要になります。
※録音操作方法は事前に練習しておきましょう!!
2.MD機器で再生スタンバイ(再生ポーズ状態)
3.そしてPCのアプリケーション側で録音開始と同時に、MDを再生!!
4.曲が終わったら双方を停止します